ステイホームの副産物
突然ですが、ゲームをクリアしました。
そこで思わぬところに学びがあったのでした。
つい先日ステイホームを理由に購入したSwitch版のバイオハザード5をクリアした。
わりとゲーム好きな方なので、いままで色々なゲームしてきたが実は全クリをした記憶がほぼない。
数えるくらいで初代ポケモン赤とスーファミのマリオRPGとか、最近だとSwitchのオーバークックという料理つくる系など、どちらかといえばほのぼの系。この3つくらい。
バイオハザードとはゾンビが襲ってくる系のアクションゲーム。
ホラーアクションというジャンルの代表格がバイオハザードシリーズということだが、そもそも私はアクションが大の苦手。
ホラーも怖いから自分ではやらずにYouTubeとかで見る専用だった。
だが今回はなぜかプレイすることになった。
ステイホームという呪文が、普段手をつけないものへの興味を示すきっかけになったのと
今回のバイオハザード5からco-poプレイというテレビ画面を2分割して2人でやれることもあり妻と2人で協力しながらワイワイやれるかも、ということもホラーアクションへのハードルを下げたキッカケかもしれない。
しかしいざ始めたものの、妻はやっぱり怖いからという理由で早々にリタイア。(なんだと!?)
仕方なく一人で恐怖と戦いながらすすめることに。
ここで自分なりに一つのルールを設けた。
それは絶対に
『攻略法やプレイ動画をみてからやらない』ということだった。
理由は、つまらなくなるという単純な答えと過去を思い出した時にプレイ動画を見てからやると大体が途中でリタイアする傾向があったからだ。
ドラクエとかは典型的なその類。
恐怖でコントローラーが手汗でベタベタになりながら、なんだかんだで最後のボス戦へ。
ここで一つの問題が!
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、、、、、もう怖くてできない。笑
絶対ラスボスのウェスカー強いし、死ぬでしょ!
敵もいっぱいでてくるの確定してるし、いやだ!
あーやりたくない。
そう、何を隠そう私はヘタレなのだ。
だが、ここで終わるわけにはいかない理由があった。
それはチャプター1で『私怖いから無理。』と早馬よりも早く離脱した妻がプレイヤーから見る側へと変わり、「まだゲームやらないの?」と外野の野次の如くプレッシャーをかけてくる。
どうやら、やりたくは無いが見てるのが楽しいみたいで早く進めないのか。と催促をしてくるようだった。いや、わかるわーその気持ち。
そんな野次と、せっかくここまできたんだからクリアしてみたい!という気持ちが先に進む勇気に変わった。
そして無事クリア。
ラスボスのウェスカーを倒した瞬間はあれ?もう終わり?と正直な感想はとてもあっけなかった。
それと同時に少しの達成感もあった。
ここで気がついたことがある。
よく最後までできたなーと自分なりに振り返ってみると、
自分に課したルール
『攻略法やプレイ動画をみてからやらない』
がいかに大切だったかがわかった。
普段から私は、
慎重かつ確実に、右向け右は右を向くように、ルールに従い守られてること、100%安心があることが大好きな人間なのです。
事前準備をしてから進める作業は、
石橋を叩いて渡る作業。
そんな中、一切情報に触れずにクリアできたことは、言いかえればクリアを途中で断念してきたゲームたちは事前情報をいれすぎて石橋を叩いて割ってしまっていた状態だった。
あのボス強いから負けるやん。怖い。死ぬ。
そんなのいやだ。と。
起きてもいない未来のことにチャレンジする前から怖気付いていたのだった。
今回のバイオハザード5クリアは、100%勝てる相手にしか勝負を仕掛けない。
確証がもてないと先に進めない。
そんな自分を打ち壊すトレーニングになったと思う。
驚くべきことに、ずっと見ていた妻が
次はバイオハザード6を一緒にやろうと言い出したのだ!
頑張ってるひとの後ろ姿をみると仲間が集まってくる。
これもゲームを通して学んだことでした。
①あれやこれやと調べずにとりあえずやってみる。
②頑張ればその姿をみて仲間が集まる。
そんな感じで適当な理由をつけて、ゲームを正当化して
明日からは妻とバイオハザード6に勤しみます。
妻よ!次は離脱してくれるなよ。